祝いの夕べ

 昨夜、2代前の自主ゼミGAPの「残骸メンバー」6人が集結した。そだくん、ひらのくん、そうさん、ひめさま、まきちゃん、そしてぼく。そだくんの都立高校教諭となることを祝う会が催された次第である。「古典を教えたい」と熱意を持つそだくんの「夢」が適うといいなあと思う。そだくんは単身エジプトを旅したそうだ。片言英語と日本語で過ごしたと言うから、すごいこと。目をまん丸にして、タクシー乗車のこと、宿交渉のこと等々に聞き入った。ほんの少しでも、ぼくにその勇気・度胸があったなら、と心底思う。
 会食中、一緒に夕食をしましょう、というお誘いメールがやってきた。メールのヌシは昨年度の卒業生。保険会社で働いている。今はお寺さんに勧誘に入っているとか。ぼくの想像世界を越える情報だ。飯食おうの合図は何かの相談事。愚痴をこぼしたくなったのだろうな。

 今夜は、もう数十年前という形容がふさわしいか、20代後半から30代前半にかけて深い関わりを持った教育運動史研究会で、同じく事務局員を務めたK氏と会合予定。つもる話を交わし合うほどの仲ではないけれど、何となく楽しみである。