何をどうしましょ

 昨日で前期の授業は終わり。補講と試験期間が月末まで。来週試験監督が2コマある以外、ぼくの校務の出番は無し。
 朝から身の回りのもの(小物)を箱詰め。思い切って処理するのはこういうものだろうけれど、なかなか思い切れない。ここでの18年の生活以前のものもある。えいやっ!誰かぼくの過去を切り捨ててくれないか。
 午後からは、イタールの報告書の原文と邦訳との付け合わせ。邦訳で「町に出かけた」とある原文はどうなっているのかが気になりはじめた故。後はカタカナ表記の言語の確認。とりわけ地名が明らかになればイタールやビクトールの地理的行動が明確になる。
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「食事を摂りに町に行く」の「町」はla ville
「町をぶらぶら歩いていると」の「町」はles rues
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ルソーが『エミール』等の代表作品を書いたのはパリから北の位置にあるモンモランシー(Montmorancy)。イタールはアヴェロンの野生児ヴィクトールを伴ってここで静養をしている。地図でその位置をやっと探し当てた。2003年に訪問をしたことがあるがバスに揺られたご一行様の一員でしか無く、地理的感覚が働く余裕がなかった。