さあて、どっちを語ろう

「空気を読む」ことに強迫観念を持つ彼らに、どっちを語ろう。ルイ・アラゴン?ポール・エデュアール?やっぱり後者だろうなぁ。

 「学習ノートに
  机に 木々に
  砂に 雪に
  ぼくは書きつける


  読み終えたページに
  真っ白な紙に
  石 血 紙 又は灰に
  ぼくは書きつける

  
  ・・・・・

  回復した健康に
  なくなった危険に
  過去のない希望に
  ぼくは書きつける


  言葉の力を借りて
  ぼくは人生をやり直す
  その言葉がぼくを勇気付ける
  それは自由という言葉だ」


(パリ、ペール・ラッシェーズ墓地内のポール・エドュアールの墓)
 フレネ学校の子どもたちのこの「リベルテliberté」の詩の暗唱の姿を思い出す。