大きなお仕事

 埼玉の本谷宇一さんから、新著『子どもが「発問」する学びの教室−「学習材」で変わる国語の授業』(一光社)の献本を受けた。ぼくが大学教師になり立ての頃からの研究会仲間。彼はこの3月末(つまり明日)で定年退職となる。その退職記念のお仕事の本ではあるが、本谷実践の珠玉の作品である。詩人の谷川俊太郎さんが帯にも扉にも寄せ書きを寄せておられる。ぼくも「まえがきに代えて」を寄稿させていただいた。そして、やはり長年の研究仲間である西口敏治さんが「解説」をお書きになっている。日生連国語部会代表責任者そろい踏みといったところ。教室における「学び」のあり方を問い、その成果がしっかりと綴られている。
 そしてまた、小田原女子短期大学の中村弘行さんにお願いしていた著書『人物で学ぶ教育原理』をお送りいただいた。よくまとまっている、読みやすい、おらー負けたぜ。