目はユキヤナギを愛で、心はフニャラか

jittyan2011-04-01

 ユキヤナギの枝振りは七変化。うっとり見とれていると、人の指のような枝が、おいで、おいで、とぼくを招いた。
 さて、セガン1843年著書。現物を所有しないところから、あれこれと推測、煩悶をする。
 中野善達が『エドゥアール・セガン 知能障害児の教育』(福村出版、1980年)で、セガンの1843年著書を訳出している。「白痴の衛生と教育」という訳題で、同書65頁から184頁までに収録されている。標題扉頁の裏頁に「『公衆衛生と法医学』誌からの抜刷り(第30巻、第1部)(1843年)」とあり、(一)と注記表示がある。この注記表示は同書74頁〜75頁に「原注」との標記の後「(一)この雑誌は、・・・・・・1827年から発行された。月刊で、15ないし16頁の論文からなり、総ページ数は250頁で装填されている。・・・・」とある。つまり、この記述はセガン1843年原著に見ることができる、と理解する。ところが、ぼくが入手しているセガン1843年著書の復刻版にはそのような原注は付けられていない・・・。それと、ぼくが入手している『公衆衛生と法医学』誌は、例えば1843年第一期版は総頁240頁である・・・。
 まあ、いろいろ、謎がございますです。