徳島便り その二

jittyan2011-06-16

 「徳島にはね、竹が挿してあるチクワがあるんですって。」
 昨夜の食事をどうしようかと駅地下のささやかな商店街をぶらぶらしながら、貴婦人にメールでお知恵拝借をお願いしたら、こんな返信メールが届きました。チクワは漢字表記で竹輪。竹の周りにカマボコ生地ー魚肉と澱粉でできておりますーを巻きつけて焼く。だから、竹が刺してあるチクワってのも、なんか変な物言いですが、現に我らが口にするチクワってのは、中抜きですものね。要するに、元祖竹輪を徳島では売っている、という貴婦人のご案内。
 で、せっかくご案内いただいたのに、夕食はトンカツ弁当ーじつにまずくて全部は食べられませんでしたーと簡易に定め、竹に刺してあるチクワは明日、つまり今日の夜、ホテルベッドーぼくにとっての旅先の簡易食卓ーでいただこうとその場では購入しませんでした。
 朝食、例のごとく、バイキング。おいしそうとはとても思われない品々の中に小ぶりの竹刺しチクワの山盛りがありました。で、写真のごとく皿に盛り付け、玉子焼きー不味い!の一言ーを添え、後はクロワッサンとコーヒーとで、朝食と相成りました。仕事を終えたら雨の中を散策し、地元商店をのぞき歩き、本物竹刺しチクワを探そうと思っております。
 板に張ってあるのがカマボコ、筒状のがチクワ。で、食べるところは素地というか生地というか、同じ。蒲鉾って漢字で書くと、竹輪のほうが蒲・鉾に似ておりますね。練り焼きがチクワとなり、練り蒸しがカマボコとなった・・・ってところかしら。
 しかしまあ、どこもかしこも、ホテルの朝食バイキングって、どうしてここまで不味く作れるのでしょうか。頼んだぼくもアホ、バカ、マヌケやけど。

 大学教授とはかくあるもの、の、お手本をここ徳島にて見出した。頭が下がります。
鳴門教育大学 阪根健二研究室予定
 ぼくがこういう行動をしていたら、間違いなく、・・・・。
 ぼかぁ♪・・・・。
 そうっスよ、ボケっス。