なんじゃもんじゃ

 昨日一日がんばったので、今日は、トドちゃんをお誘いし、浅草に出てもんじゃをいただいた。いつものお店「紙ふうせん」。2ヶ月ぶりかな。お店は盛況でした。外に並んで入店の順番を待ちます。
 ドアを開けて入った右手の柱には…・あったっ!ぼくが写した写真が飾られていました。ギャルりー鶴。今日はパリ・サン=マルタン運河です。バスティーユ広場にほど近く、セーヌ川に流れ込む方向です。

 店の奥にもう一枚、飾られています。そちらの方は、南フランス、アルル近郊の跳ね橋。ゴッホの絵で有名な構図です。

 ありがたいですね。こうしてぼくの写真を人様のお目にかけていただくなんて。
 黙って座ればピタリと当たる!「いつものヤツ」の声掛けもなく、ハーフアンドハーフのビールがジョッキで運ばれ、もんじゃ焼きが一品ずつ運ばれてきます。ビールで、健康を祝して、乾杯!のあとは、まず、明太子もんじゃ、トッピングにモチ。

 おいしいねぇ。続いて運ばれてきたのは、牛すじをメインとしたもんじゃ。これには青唐辛子が添えられます。辛いぞ―。

 このあたりでぼくはフーフー。ビール・アルコールが全身に回ってきて息をするのも苦しい。そこは名店「紙ふうせん」、黙っていても、お水が運ばれてきます。「ぼくが一番好きなヤツね。ありがとう。」笑いながら、お礼の言葉を出します。お店、にっこり。
 さあ、仕上げには裏メニュー。つまり、メニューには書かれていない特注品。ぼくが名付けて「いたりあーのもんじゃーの」。オリーブオイル、地中海の塩をたっぷり使います。トッピングにもオリーブ。

 店中にオリーブの香りが漂います。いいでしょ。もちろん、味は満点。
 ごちそうさまでした。ちょっとふらつく足取りで浅草仲見世通りを歩き、浅草寺境内へ。すさまじい人混みでした。トドちゃんは礼儀正しくお参り。ぼくは端っこで皆さん方のお参りの様子を拝見しておりました。これこれ、ここはお寺さんどすえ、柏手など打ちなさんな、といってあげたい若いお二人さんもおりましたし、いろんなお国からいらした方々も居られました。写真ポーズがいとおかし。ほとんど寝っ転がるスタイルで被写体のあごにレンズを向けている…あの―、すごく人混みがはげしいんすけど。
 今日は、昨日の入力作業の疲労が抜けきれず、ちょっと息切れしてそぞろ歩きをしました。
 浅草橋三丁目、ビルと並んだ大きな杉の木・・イヤ、違います、メタセコイアです!「生きている化石」と言われる樹です。珍しいものを見て少々興奮しました。

 もうすぐビルを超える高さです。いつまでもそこにありますように。浅草散策の楽しみがまた一つ増えました。