立ち番

 今朝は町内の資源ゴミの立ち番。7時から8時半まで。ちょうど授業時間と同じ。時計を時々覗き、まだまだだねぇ、と心の中でつぶやくのも、授業中の学生と同じ。他にも、きちんとご挨拶、助け合いというのも授業と同じだな。もちろん、ご挨拶受けたくありません、助け合いなんて軟弱なものに加わりたくありません、というのも授業と同じ。何だ、学生の姿って、世の中の姿そのままじゃん。
 今日は一人で当番をこなしていたので、声を掛けてくださる方が結構多い。
 「あら、今日はお一人なの?」 (ぼく)「(相方は)早くに来て昨夜の内に出されていたゴミの仕分けをしてくださっていたようです。」 本当のところは分かりませんが、そうお応えしておけば、町内のごたごたが起こりませんからね。
 「いつもお出かけの姿を拝見しますが、まだ、お務めですか?」 まだ、にちょっと抵抗を覚えましたが、(ぼく)「ええ、働かないと生きていけませんから。」 「お元気ねぇ。」 (ぼく)「ありがとうございます。 」何で礼を言うのか、ここは町会だから、そういうことは考えない。何でもかんでも、ありがとうございます、で時が過ぎ、嵐は起きない。
 ・・・ゴミを仕分けせず(カン、ビン、ペットボトル、という具合に)ぽんと投げ出して立ち去ろうとする人には、「ゴミの仕分けはご自身でおやりいただく町会のルールがありますので、ご自身でなさってください。」 こういう「指導」も任務となっている。ぼくの声は商売柄大きいので、びくっとして、渋々ながら従う。従わないのは、親に出してこい、と言われてきた坊や、お嬢ちゃん。「自分のことは自分でする。当たり前でしょ!」と怒鳴りつけ、無理矢理、仕分け出しをさせる。もちろん、これはこっちね、これもこっち、・・というように仕分けの方法も教えます。
 ということで、今日の朝仕事を何とかこなし、午後から会議会議会議・・・・・の校務です。