雪の一日

 昨夜の冷え方は尋常じゃなかった。久し振りに、足指がシモヤケになったか、とおぼしき感覚。足が冷えて眠れないということはまず無いのだが、昨夜は別格。ブルブル震えながら布団に丸まって眠った。風邪を怖れたがそうでもない証拠に、今朝の目覚めは快調。コンコンでもシトシトでもない、シズシズとの擬音がふさわしく雪が隙間無く降り続いている。雪の我が学園の西門光景、ピラミッド校舎跡地光景を。


○終日校務のためPCに向かう。疲労はなはだし。傍らでサロン・ド・ラ・ヴィ。詩の1連をどう読むか。やがて議論はおのが生育史を語り合う。食事会のあと愛子さまが「今年の目標は母親に勝つこと、自分の弱さに克つこと、それが目標です。」とぼくに語ってきたことが、議論の話題が推してはかられる。最近、多いなぁ、「母親の圧力」に音をあげている学生たち。「母親」は自分の人生そのものを子どもに預けているのだろうか、しかも強圧的に。ぼくの半生とダブらせて見る。