左利きのハサミを求めて浅草へ

 教師誕生(予定)をお祝いして、教師の必需品、ハサミのプレゼントをする約束をしていたが、左利きということもあり、なかなかターゲットの店に思い当たらなかったことと時間を取るのが難しかったこともあり、今日まで延び延びになっていた。「浅草に出よう、そして久しぶりに浅草寺にお参りをしよう(3・11被災の佐々木君の命日故)、さらに久しぶりにもんじゃをいただこう。」 貴婦人にご同行願って、浅草詣でとなった。

 歴史を極端に分かつ象徴の塔写真。

「大江戸」の街角に、火の見櫓と半鐘が出現。


 江戸情緒たっぷりの文楽。徳利抱えて酒を飲む…。

 浅草寺境内は押すな押すなの大賑わい。中国語らしき言語が飛び交う中を歩くという感じ。本堂に登ってお参りをし、佐々木君、そして震災で命を失った人たちの冥福を祈っているまさにすぐ右隣で、大きな音の柏手!思わず、「ここはお寺さんっ!」と怒鳴りつけたけど、わけが分かっていなかったようだ。困ったご時世だすな。

 もちろんもんじゃはいただいた。餅入り明太、雷ゴロゴロ、そして仕上げになんじゃもんじゃ。写真のもんじゃは雷ゴロゴロ。緑唐辛子の辛さに耐えられる人はどれほどいるのだろうか。今日はハーフアンドハーフではなく、このところ飲み過ぎているためウーロン茶ですっきりと。

 なんじゃもんじゃはメニューには載っていない。こういうの(手前のオリーブオイルも含む)+地中海塩+チーズ。
 もんじゃのお店「紙ふうせん」の店内にはぼくがフランスで写した写真を常時展示してくれている(2点づつ)。今日お店で聞いた話だと、自分が撮った写真を展示して欲しい、と申し出る方が少なくないそうだ。ぼくの下手な写真を見て耐えられないのだろうな。お店は丁重に断って下さっているとか。ありがたいな。と言いつつ、もう一方では、このお店にふさわしい写真なら、もっともっといい写真を展示した方がいいだろう、とは思う。

 人によっては浅草ではこんな楽しみ方もできるが、老いの鶴にはできません。
 肝心の左利きのハサミ。ちゃんと買いました。「ビニールテープなどノリのついたものを切った後は必ず拭き取って下さい。そうしないとすぐに切れなくなります。」 店のオヤジのていねいな説明。なるほどね〜。