新学期突入

 今日から新学期。恒例の西門からズーーーっと人垣ができている。そこを通って構内奥に入る。新入生クラブ・サークル強奪作戦。関係ないオラまで巻き込まれてはた迷惑。逃げ道を作っておくんなさいな。
 午前中、入力作業の続き。午後から若い人が1人投入されることになり、作業分担をお願いした。それでも毎日のことではないから、ぼくがやり続けなければならない。その他、アルバイトが2名採用され、火急緊急の事務作業は何とかこなせるようになる(だろう)。
 昼過ぎ、国際的教育学者の佐藤学氏が姿を現す。今日から同僚。力を発揮して下さるだろう。
 今日もまた、学生相談。3年生の男子学生。「身体の線は細いが魂は図太い」とぼくが評価する好人である。相談内容は「4年で卒業してすぐ教師になるのがいいか、大学院で学んでから教師になるのがいいか。」 まず、専修免許の説明。身分・給料等の「待遇」においては、現在のところ、とくだんに「利」となるところはない、ただし、世界的な教員養成潮流から見れば、おっつけ、我が国にも「専修免許取得者」を優遇する措置が導入されるだろう。その意味で、専修免許を取得しておくことは「損」ではない。続いて、教育界、とりわけ今日言う行政の動向について説明。「甘くておいしい水は教育界に望むことは無謀でさえあると思う。「法」では抜け道があるように思われても、「行政」でがっちりと抜け道を塞いでいる、という感じの世界。そういう中で「やりがい」を見いだす、ということだ。その他、大学生活の過ごし方について雑談。男子学生の相談に乗っている途中で女子学生がドアを開けたが、遠慮してもらった。
 夕刻、新学期へのエネルギー補充で、池袋の「利休」へ。

 牛タン、鉄火丼、何とかの筍包み他。おいしゅうございました。