研究室書架整理

 そろそろ書架の整理を始めなければと思い立ち、お昼前から、雑誌棚を処分することにした。戦前の雑誌故執着がないわけではないが、研究のために紐解くことはない(用済み?)。改造、中央公論、教育論叢、国語教育、教育・国語教育を今日は処分した。実践国語教育はどうしようか。戦前生活綴方研究の志ある人に譲渡しようかとも思うが、使い道があるかどうか、不明。少し考えたい。
 整理の過程で、近藤益雄の詩が掲載されているさる雑誌の存在に気づく。清水寛先生に電話を入れてお尋ねしたところ、未入手とのこと。宅急便でお送りすることにした。「新しい質と形での交友をはかりたい」とのご希望が出されたので、「ああせい、これせい、ということさえなければ、私が知り得た情報をお届けすることに、何ら障害はありません」とお応えした。セガン研究報8号、9号の入手希望が出されたので、8号は残部20冊のうち10冊を、9号は若干手直しして50部をお届けすることにした。セガン研究の「到達」をかつて関係した人にお知らせしたいとのこと。ぼくにはとうていできないことなので、すべて清水先生にお任せした。