いざ、目白へ!

 今朝4時頃、ふと、昨日研究室の水を止めて帰宅しただろうか、暖房を切って帰宅しただろうかと、気に病み始めた。6時半まで我慢の爺さんで布団の中にいたが、7時過ぎに家を出た。雨が上がり気持ちのいい天気となっていた。
 9時前には正門前へ。賑わいは何もないので、「事故」は起こっていないのだと、とりあえず胸をさすり、門衛に「おはようございます」といつもにまして元気よくご挨拶。門衛は不審げな顔つき、返礼を寄こさない。困った門衛さんだな。誰何をするか返礼挨拶をするか、いずれかでありましょうや。・・トボトボ・・さて、研究室のカギを開ける。空気は凜として冷たい!よし、暖房は切ってある。左壁に目をやる。水は流れていない。よしっ!!
 このまま踵を返してもいいのだけれど、やはりそこは習い性、室内に入り、片付けし損なったところにしばし取りかかり、PCの電源を入れ、昨日作成し終えた原稿を立ち上げて眺める・・・。オイオイっ!
 恥ずかしいスペルミスに気づき、結局最初からもう一度ていねいに読み直した。数カ所のスペルミス、1カ所の文章のねじれ、1カ所の注記漏れ…。
 原稿って、何度見直しても、完全ってことはないのですねぇ。ということを何十年にわたって言い続けているぼくを、改めて、アホだ、と思った次第。結局、午後4時過ぎに研究室を出る始末。
 窓開けてないから閉めなくていい、水道蛇口締めました、暖房スイッチ切りました、室内灯電源落としました、出入り口ドア施錠しました! これで、本年の研究室作業は完全に終わりです。また来年。