用語集&Sさんへの手紙&ほのぼの

○「筏師」を理解するために、用語集作成に着手。一体どれほどの「用語」が登場するのだろう。がんばりましょう。

Beuveron (le) ブヴロン川 / Clamecy クラムシー / 
Cravant クラヴァン / Cure (la) キュール川 / Flot (le) フロ川 / Moran (le) モルヴァン地方 / Seine (la) セーヌ川 / Vaux d’Yonne (les) ヨンヌ渓谷 /Yonne (l') ヨンヌ川 / branche ひとまとまり/枝 / 
bûche (la) 薪材 / bûcheron (le) 木樵 / 
charretier (le) 馬方 / compagnon de rivière (le) 川の仲間  / coupon 筏の床/クーポン / croc 鳶口/クロ / faiseurde flottage (le) 筏の請負業者 /  flottage (le) 筏 / flotteur (le) 筏師 / flûte de Bourgogne (une) ブルゴーニュのフルート / maruque (la) 刻印、印 / ouvrier temporaire 季節労働者 / picot 尖槌/ピコ / poule d’eau (la) 鷭/バン / train (le) 荷列/トラン / une équipe de flotteurs 筏師チーム

○Sさんへの手紙
Sさん
 お元気でご活躍の由、大変嬉しく存じます。小生、退職まであと一年となり、少しさみしく、少し楽しみという心境の昨今です。元気に過ごしております。
 メールを差し上げますのは、学習院大学文学部の学生・Mから、Sさんにご助力をいただきたいという申し出が届くと思います。M君は3.11福島原発の災禍に遭い、いわば故郷を喪失した者です。その悲惨で不孝な経験を原点としながらも、未来社会建設に向かっていくために自分はどうあるべきかを真剣に考え続けてきております。小生が開講する『道徳教育の研究』でそのことを素材にしたオリジナル劇を(グループで)発表し、会場割れんばかりの共感の拍手を得ました。そうしたこともあり、小生、微力ですが、彼の人生の応援者となろうと思っております。
 昨年末、将来の進路をジャーナリスト(新聞記者)に見定めることにした、という決意を披露してくれました。それで、SさんのことをM君に話をし、先輩としてお知恵をいただくといいと思います、と付け加えて言いました。Sさんにとってはご迷惑かもしれませんが、なにとぞ、ご助力をいただきたく、衷心からお願いする次第です。
 川口幸宏
☆折り返しSさんからOKの返事が届いた。有難いことです。

○チャイムがなった。「はい」と返事すると「☆☆☆です。回覧板です。」という男性の声。玄関を開けると男子中学生。
「回覧板を持ってきました。」
 ぼくもそうだが、昨今、回覧板はポストに入れてしまう。前、手渡しを願いたいと言ったところちょっとしたトラブルになったため、原則手渡しという町会ルールを無視してしまうようになった。今日の回覧板でその原則ルールがいかに大事かを確認した。ご近所様とファイストゥフェイスでご挨拶することができること。孤立社会といわれている中で、今日のお坊ちゃんの行いはとても嬉しく思った次第。
「ご苦労様、ありがとう。」と、元気よくお礼の返事を申しました。ちょっとほのぼの。