薬膳スッポン鍋

 待ちに待ったスッポンを食する会開催。神田・竹苑にて。このお店は上海蟹をいただく店だけれど、今日は薬膳スッポン鍋を、いつものメンバーでいただいた。ぼくにはなかなか感じられなかった感覚だが、「指先まで温かくなるのよ。」と言われる。ぼくもそのうち、手の平が、長くモノを握りしめた後のような感覚になってきた。じわーと熱い、という感じか。

 とにかくスープがおいしい。後、ゼラチン質の部位はぼくの大好物。甲羅までなめてしまいました。スッポンの血入りのお酒で乾杯。これも初めての経験。先入観では「くささ」が強いものだとあったのだが、お店のマスターが言う通り、お酒が入っていてとても飲みやすかった。
 食後、外を歩いても、さほど寒さを感じず、また足のふらつきもなく、これがスッポン効果というものか。いえいえ、お連れの方たちは、「明日はお肌がツルッツルよ。」と、とても楽しみにしておられるようだった。