病は明けないが・・・

 6日ぶりのブログ。高熱に襲われダウン。昨日は「晴時々めまい」というメールを「今日の健康観察挨拶」でお送りしたのだけれど、今日はどうしても出校せざるを得ない要件があったので、のそりふらふらとやってきた。いつもは1時間半のルートだけれど、今日は2時間かかっていた。それだけ、のそりふらふらだったということだ。
 研究室に着き、すぐ事務室へ、昨日携帯からお願いしてあった案件が処理されていることに一安心。まだ「自分のことは自分でする」が徹底されない自分に腹が立つ。来年度一年間、それでやっていけるのかい!
 副手さんが「丸善の綿谷さんから書物が届いています。」と段ボール箱を示された。ああ!待ちに待ったものがやっと届いたのだ!キュルメール『フランス人の自画像』1840−1842年、パリ刊、初版、全9巻。ずっしりと重い段ボールをどう運ぼうかと思案していると、副手さんが、「私がお部屋までお運びします。」と、本当に心から感謝するお申し出。
 1冊1冊がずしりと重い。おまけに活字はことのほか小さい。困りましたね。

写真左から順に・・・。
Le Prisme. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle.1841
Les français peints par eux-mèmes. Tome I, 1840
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. Tome II, 1841.
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. Tome III, 1841.
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. Tome IV, 1841.
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. Tome V, 1842.
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. PROVINCE Tome I, 1841.
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. PROVINCE Tome II, 1841.
Les français peints par eux-mèmes. Encyclopédie morale du dix-neuvième siècle. PROVINCE Tome III, 1842.
フランス国立図書館やリオン市図書館で、この書物は電子データー化されており、自由にダウンロードができる。ぼくはその手段を活用して「ル・プリズム 19世紀の精神百科』のPDFファイル版を入手していたから、史料的には不必要というところである。しかし、時代的なにおいというか手触りというか、「実感」性を味わうことができる今に喜びを覚えている。

★そろそろ我ら夫婦も「何婚式っていうんだろ?親戚にご挨拶しなきゃならんのかいな?」などという愚にもつかないことを、それぞれが心の内で考えるようになっていたのだった。ぼくは「たとえそうだとしても我は我なり、親戚縁者のために夫婦をやってんじぇねーぞー。」という僻んだ開き直り手段を結論として持ってはいるのだけれど、知らないでと知っててとの間には天と地ほどの違いがある。
 いや、すごいですね。あるわあるわ・・・。結婚1年目、2年目、3年目・・・・75年まで。で、我らに相当するのは「ルビー婚」なんだそうでした。羊毛が産業として一国の土台を造っているところでは「羊毛婚」。羊毛なら大丈夫、おラッチにすでにいる、偽羊、もともと生きていない品。TED見たいに生命が吹き込まれることもない。
 さらに鶴はあれこれの情報を見比べました。そうすると、いや〜鶴の思うつぼ!「ギョーカイの踊らせ文句に躍らさせられないように」。金婚、銀婚以外は習慣として持ってはいないんだそうですね−。ほっと安心した次第です。