出版の可能性

★有りがたい話1:某出版社編集者よりメールがあり、ぼくの「いかだ師研究」を出版する意義があると編集企画会議で確認されたとのこと。会社としての最終決定は4月に入ってから。有りがたすぎる話だ。さあ、頑張るぞ。こういう時には「頑張る」という言葉がどうしても必要だ。
★有りがたい話2:『発達障害支援必携ガイドブック 問題の柔軟な理解と的確な支援のために』(下山晴彦・村瀬嘉代子編、金剛出版)の「発達障害理解の原点―端緒としての「アヴェロンの野生児」」(滝川一廣論文)にぼくの研究が紹介され、引用された。「アヴェロンの野生児」の<その後>に関する今日的視座を提示されている。ありがたい話だ。きちんとお礼を申し上げなければ。だが、イタールがピネルの「弟子」であったかどうかは確かめなければならない。
★今春大学院を修了したKMさんと前々から約束をしていた「和の店で蕎麦を食べる」ことが、実現した。相変わらずおいしい蕎麦。腰を下ろしていろいろと語り合う。和ほど人の「思い込み評価」を覆してくれる実態を持つ人格も存在しないだろうと思う。KMさんも感嘆していた。そして力を貰ったとも言う。KMさんは4月から某私立高校の英語教師。副担任と部活指導もすることとなりそうだ。部活動は柔道とか。うなるしかない。学校の経営方針に対して。