ほんの少し分かってきた

 筏師たちに支払われる労賃のこと、食事代のことはもとより、筏師たちが定住を命じられていたことが分かったのは大きな収穫。クラムシーに現存するベトレーム街通称「ベイヤン」がそれを代表している。

「1737年4月13日のセーヌ川とオーブ川での薪材筏流しに関するパリ市政令Ordonnance Du bureau de la ville concernant le flottage des bois sur les rivières de Seine et d’Aube」より。
 クラムシーには「ベイヤン」の他、筏師の居住区が幾つかあったようだ。大きなところではブヴロン街。現在はその面影を見ることはできないか?次回訪問時に確認したい。