帯付きカバー


 拙著カバー写真、帯付きのがメールで送られてきた。昨夜の感動を再び!
 昨日とは打って変わって素晴らしいいい天気だが、刺すような空気。やはり身体に堪える。研究室で校正作業を進めているが、体調悪く、休み休みとなる。明日夕刻、届けることが可能だろうか。がんばろう!
 昼一時間ほど、前川さんの訪問を受け、談笑。
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以下、FB投書―
私学入学試験真っ盛りのこの季節、何十年過ぎようと、自らの「受験季節」を思い出す。 ―
「当予備校始まって以来の問題生徒であり、責任をもって指導すること困難につき、退学処分の可能性もある」と。入学時成績67番が12月模試で確か18000番台。予備校を退学になったところで痛くも痒くも無いが、やはり親不孝だなとは思った。
 親不孝だなとは思うものの、自分不幸だとは思わなかったところに、ぼくのゆがんだ人生観があるのだろう。予備校のいう「問題生徒」というのは、成績が最上位から最底辺にまで落ちた、ということ。関係して、親不孝だなと思ったのは、数値によってのみ、つまり「いい学校を出ることによってこそ」、人生の勝利者になるとばかり尻を叩き続けた親の期待を完全に裏切ったということ、福沢諭吉主義者(諭吉教)の近代日本をまるで象徴している親との戦いは、親の死まで継続された。自分不幸だとは思わなかったというのは、学校知以外の「生きる知恵」がごろごろちまたに転がっているということに身をもって知り得たということ。・・・
 受験生諸君、いろいろな人生があなたたちを待っているけれど、がんばりましょう。