なぞり書き

行動、作業、言語の三つの療法領域に新しい訓練と調査が入りました。特に行動の訓練は難易度アップ。三次元にひねりが加わりました。
手のリハビリで、川口さん、字がうまく書けないと言ってたけど、ちょっと検査してみましょう、となりました。いくつかの図形のなぞり書き。同じことを二回繰り返します。自分でもわかりました。図形の右の方がきちんとはなぞれていないのです。おかしいな、損傷は左手なのに、右手で書いたものに悪い傾向が見られるのか。作業療法士の説明によれば、右脳がダメージを受けて左半身に障害が現れたが、右脳と左脳とが連動してダメージが少し出ているかもしれない、と。
こどものころからなぞり書きは苦手であったことも彼には伝えましたが、やはり入院してから書く字が乱れが大きいことを直視しなきゃね。
あまりうれしくない検査結果でした。「きれいな字」の退院報告の手紙をお出しできませんものね。