終了

入院生活の実質も今日で終了。生理的治療は終了して3週間が経っている。その後は経過確認の為の検査が2回。入院から今日まで続くのは服薬、そしてリハビリ。言葉のリハビリは昨日木曜日で完了。ほぼ回復しましたと告げられた。ぼくの実感では、早口はかなり回復したがやはり幾分かもつれとくぐもりが残る。これは実生活の中で対面会話を繰り返すことで改善していくしか方法がないとのこと。家に隠っていてはだめということなのだ。皆さま方、相手してやってください。大分穏やかな人間になりましたゆえ(笑)。
ひめさまに「お医者さん、看護師さんにちゃんとお礼を言いなさいね。」と諭されました。主治医とは、入院時に脳梗塞宣言された他は、本人と家族に経過説明並びに継続入院・退院判断が下されたこと、あとはぞろぞろ引き連れて歩く総回診でお目にかかったのみ。担当医は初期の3週間ほど、毎朝点灯前にベッドサイドにて「変わりはないですか」の問いかけ、つまり問診のみ。このように、身体的接触は一切ない医師たちだったから、情感はわかない。
さて、看護師。これは多岐にわたる多数の方々にお世話になった。ただ一人だけ顔も合わせたくないチョンマゲおばさんがいる他は、本当によくやってくださった。しかし、お一人お一人にお礼を申し上げることは不可能である。
その他、ハードを使いこなす各種技士さんたち。最小限度のコミュニケーションしか求めない人たちで、こちらの呟きにほとんど呼応しない。耳が悪いという言葉は聞き取ってくださったのだが。検査部門では、かなり高価な各種最新検査機器にお礼を申し上げよう。
やはり日常的に感謝の言葉を申し上げ続けてきたのは、行動療法の菊池先生、作業療法の高木先生、言語療法の染谷先生。励まされ、勇気づけられるリハビリで、楽しく自分の変化・回復を味わい続けた濃厚な1ヶ月だった。ありがとうございます。