2012-01-01から1年間の記事一覧

「風邪は治った」・・・ことにしよう

今夜は前々から会食の約束があった。しかも初のお相手。女性。風邪のため本調子ではないけれど、これで約束キャンセルをしてしまっては、お相手に申し訳ない。 だから、「風邪は治った」のです。

まだ絶不調

咳は出ない、熱もない、ではお出かけ。というわけで、朝から船橋東武へ。フランスにお出かけする季節の衣類を整えようと思い立ち。クラムシーのシンポジウム参加なのだからスーツをと思いすでに用意してあったのだが、さて、どうだろう、スーツじゃなくジャ…

旅の文集(facebook投稿)

昨夜は「セガン研究の足跡を辿る旅」の参加者による感想等交流会に出席。それぞれが写真を持ち寄り談笑をし会食…というのが当然の流れであると思っていたが、私にとってサプライズが…。「文集」が作られていた!そこには、それぞれの学びの成果が綴られてい…

中休まなかった!

昨夜就寝してからひどい咳に苦しむ。痰が絡んで困る。まだ自力で痰を取ることができるけれど・・・なんて近い将来に思いを馳せながら、ゴホンゲホゲホ。 今日は「セガン研究の足跡を辿る旅の感想等交流会」。会場は湯島。時間前にお茶の水近辺を少し歩く。写…

中休み?

少し熱っぽい、少し汗が出る、少し咳が出る、少しだるい。少し少しの風邪症状。こんなにまじめに薬を飲むことがないから効き目が出ているのか?それとも単なる中休みか。いずれにしても症状が重くならないことを祈る。 明日はセガンの旅の感想等交流会。全員…

風邪

昨日の自主ゼミでしゃべりすぎたから喉が痛いのだろうと、朝起きたときには思った。だけれど、鼻水は落ちる他、熱っぽい、身体がだるいという身体感覚が合わさって続く故、これは風邪だと判断した。再来週はフランス行きだから、それまでには完治しなければ…

あと2週間

今月24日にフランスに出発する。今日、飛行機のチケットとホテルの代金を振り込んだ。いよいよなんだな−。 クラムシーは、周りを緩やかな丘陵地帯、そしてその奥は森林という環境に囲まれている。ぼくの貧相な地理的知識だと、ひょっとしてここ盆地?という…

待ちに待った本が届いた

丸善から『フランス文化の歴史地理学』(グザヴィエ・ド・プラーノ著 手塚章/三木一彦訳、二宮書店、2005年初版)が届いた。綿谷さんの来室のあったときに探索と入手とをお願いしておいた本だ。この書物は、フランス中世後期から1830年代までを取り扱ってい…

運動論に援用するためのセガン像構築?

「疑問を出すということは、それを解決することでなければならない。」(薬師川虹一訳、1ページ) 言わずと知れたセガン1866年著書です。先生は、とりわけこのフレーズがお好きなようで、某書等寄稿論文の中でも引用されておりますね。しかし、原文は以下のよ…

「それは申し訳ないことをしました。」

そのお方のお言葉使いは、それはそれは謙虚である。甘い声も相まってファンがたくさんいらっしゃると聞き及んでいる。ある日、そのお方の出版記念会があったので参加させていただいた。そのお方のご講演の間、キャーッだとかワァーだとか、そういう声は聞こ…

「今日からそれを新しい学説とします」

そのお方がぼくに発せられたありがたくもかしこいお言葉。学説決定権、判定権を把持しているぞ、というお姿勢にただひれ伏すしかないのだった。 それから約8年の歳月が流れた。だが、そのお方は無学位からだろうか、いっこうに「それ」は「新しい学説」とし…

「友遠方より呼びつける、また偉大ならずや」

「友」という言葉の響きに酔いしれる方のようだ。ぼくは「友」の言葉にはある種の不快感をも道連れとする感覚を有する者故、そのお方の言う「友」とぼくの実感として持っている「友」とは同義性を持たないと信じて疑わない。しかし、世間的に言えば、ぼくの…

出版社の編集はなんのためにあるのか

昨日の「弊社」は自費出版社であり基本的に「弊社」として著者の原稿(記述)に手を入れない方針だった。ぼくは長く出版業界とつながってきたがそういう出版社は初めてだったので、正直なところ、「訳が分からない」状況に追い込まれ、腹立たしさだけが湧い…

これでも「学術出版社」か、という疑念を持った日々

ある書物のレイアウトを含めた割り付け的な編集を著者から依頼されたことがある。その著者とは長い年月社会的生活基盤を一緒にしたこともあり、著者がぼくに編集割り付けを依頼した言葉「あなたの感性に敬服しているからこそ是非お願いします」に忠実に従い−…

写真を綴じ込む

鉛の活字を使って版下を作る時代からワープロを使って版下を作る時代へと移行するちょうどその狭間期に研究的自立を図ったぼくの人生。その狭間期の作品が「上田庄三郎著作集」だった。鉛の活字の味がなくなり何となく均整の取れたその意味では読みやすいけ…

完成

今月28日フランス・クラムシーでの報告「日本におけるエドゥアール・セガン」、文書完成。通訳さんとこれをどのような報告の仕方をするのか、打ち合わせをしないといけないけれど、26日に現地でお会いするので、その時にすればいいか。討議含めて1時間という…

「いじめ」の「温床」はここにもある

私の授業論より。 「私は、「いじめ」は時間が解決してくれないと思います。被害者は、「きっと時間が解決してくれる」とは思っていないと思います。「次はどんないじめがあるのだろう、どうやって耐えればいいのだろう」と、そればかり考えていると思います…

黙々とタイピング

講義通信作成のタイピング作業。作業能率がグンと悪くなっている。グンとお年なんだなぁ。

銀・銅メダル

授業終了後、パラリンピック水泳で5位入賞、8位入賞、銀メダル・銅メダル獲得の日大文理学部のKくんをゲストに迎え、健闘を称え祝勝会を開いた。あわせて、理学部数学科のMくんの東京工業大学大学院合格のお祝いも開く。参加者はK、M両君の他、日大文理学部3…

2回り

秋学期始まって授業が2回りした。これで各クラスの基本(授業の意識づくり)は終わり、いよいよ明日から始まる各クラス毎に内容・方法を変えた「生徒指導の研究」の開始。基本の「学生を教材化する」ことは変わらないが、それぞれクラスを構成する学生の個性…

会議多忙

秋学期始まって第1回の教室会議と教授会。とくに教授会は議題がびっしり詰まっており、補聴器補填での参加であったため、今は頭がくらくら。 さあ、明日の生徒指導の研究はどのように進めようか。帰宅してから「戦略」を立てる。思春期の諸問題にぶつかり、…

忘れ物

授業の無い今日、研究室で一日掛かりで作業をしようと勢い込んできたが、肝心の作業データベースを自宅に置き忘れてきた。ぼけーっとしてすごそうか、それとも帰宅しようか、思案をして数時間。 Clamecyでの報告・フランス語タイトル Onézime-Édouard Séguin…

外は強い雨

クラムシーでの報告準備。しかし、外は強い雨脚、低い気温。これではクリーニングを取りに行くのはやめた方がいいな、などと思いつつ、外をじっと眺める。おお、「ながめせしまに」の風情だわさ。かの和歌は、わたしゃ色気がなくなってしもうたなー、という…

受刑人職業・肩書

1852年の海外植民地へ流刑となった「抵抗者」たちの「職業」調べの作業に入る。次のような職業が記録されている。ただし、フランス中部Allier県。 靴修理職人cordonnier 地主proproétaire 教師instituteur 織工tisserand 大工charpentier 前県書記ex-secréta…

・・・・・facebookに投稿した記事

朝の通勤ラッシュ時間帯をほんの少し過ぎたとある駅ホームの光景。 車待ち列規制線最前列で二人の男女がウンコ座りしてタバコをふかしている。二人の後ろには折りたたみ式のベビーカー。可愛い赤ちゃんが目をまん丸に開けてキョロキョロ、そしてそれをあやし…

「報告」最終原案

2012年10月28日 フランス共和国クラムシーにおけるセガン生誕200周年記念シンポジウム報告原稿 日本におけるOnézime-Édouard SÉGUIN 皆様、こんにちは。東洋の東端の国日本からやって参りました川口幸宏です。日本の首都・東京にある学習院大学という私立大…

「後に残される妻子を頼む」

Pascal DUPRAT, Les tables de proscription de Louis Bonaparte et de ses complices, 1852.を逐語的に読み進めている。1851年のクーデターに対するレジスタンスとは何であったのかを確かめるためである。レジスタンスはとりわけフランス中央部が激しく、従…

「筏師」が登場するのは「クラムシー郡」記事だけ

昨日検索したPascal DUPRAT, Les tables de proscription de Louis Bonaparte et de ses complices, 1852.は1851年12月のルイ・ナポレオンによるクーデターに対するレジスタンスへの弾圧を具体的に描きだした貴重な資料であるが−つまり、フランス近代史の記…

ナポレオンIII世とクラムシーの筏師

2003年の7月末、「清水寛先生と行くルソー、セガン、21世紀平和への旅」に参加するにあたって、クラムシー観光協会の案内パンフレットを訳出した際、ナポレオンIII世の「クーデター」に抵抗したクラムシーの人たの首謀者2名が絞首刑、かなり多くのものが「追…

会議

来年度及びそれ以降の具体的な方針立案のための会議。夜は懇親会。現状5人の組織が一挙に10人超となる。新しく同僚となる人が多い。多くの語り合いができたことがことの他嬉しい。